出典:シマノ
先代 15メタニウムDCの登場から、なんと9年ぶりのモデルチェンジとなった、待望の24メタニウムDCの特徴を解説します!
1. メタニウムDCとは
「メタニウム」というリールは言わずと知れた、シマノ伝統のバーサタイル ベイトリールです。
初登場は32年前の1992年。
当時はスコーピオンレッドの92メタニウムXT(通称 赤メタ)に憧れました。
これまで色々なモデルがリリースされてきましたが、大きく分けると、
- 遠心ブレーキを搭載したモデル
- 電子制御ブレーキを搭載したモデル
の2系統に分かれます。
このうち電子制御ブレーキ(デジタルコントロールブレーキ)を搭載したモデルが「メタニウムDC」です。
それでは詳しく見ていきましょう。
2. 24メタニウムDCの特徴
デザイン
形状は20メタニウムとそっくりです。
個人的に20メタニウムのボディ形状は、カッコよくてパーミングしやすく、熟成の域に達していると感じています。
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そしてボディカラーはブラックとなっています。
ブラックは好みが分かれるところですが、私はアリだなと思っています。
重量
DCブレーキを搭載しながら、重量は20メタニウムと全く同じ175g。
DC機としてはかなり軽いと思います。
軽量化できた要因の一つは「ギアの材質」だと思います。
24メタニウムDCは、22メタニウムSE同様にジュラルミンギアを採用しています。
22メタニウムSEを所有していますが、ジュラルミンギアでも巻き心地は良好です。ただ耐久性に関してはこれから差が出てくるかも知れません。
出典:シマノ
DCブレーキ
このリールの一番のトピックは、なんと言っても新しいDCブレーキシステム「NEW I-DC5」でしょう。
先代15メタニウムDCのI-DC5もトラブルレス性能と遠投性能のバランスが良く、高く評価されていましたが、今回のNEW I-DC5はさらに進化しています。
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ブレーキ精度
以前のI-DC5よりも細かなブレーキ制御が可能になっており、23アンタレスDC MDのDCブレーキと同等のブレーキ制御能力を有しています。
レスポンスの良いMGLⅢスプールと、細かなブレーキ制御の相乗効果で、軽量ルアーでの良好なキャストフィーリングが期待できますね。
出典:シマノ
ダイワのスティーズ SV TWと比較してどうなのかも気になるところですね。
調整機構
以前のI-DC5では、モードダイヤルがボディ内部にあり、調整するにはサイドプレートを外す必要がありましたが、NEW I-DC5はボディ外部にモードダイヤル、ブレーキダイヤルが搭載され、サイドプレートを外すことなく調整が可能になりました。
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3. まとめ
出典:シマノ
満を持して登場したと言える24メタニウムDC。
- 20メタニウムゆずりのコンパクトなボディ
- ハイレスポンスなMGLⅢスプール
- 進化したDCブレーキシステム NEW I-DC5
これらを合わせ持った24メタニウムDCは、日本のバスフィッシングにおけるバーサタイルリールの代表格となることは間違いないと思います。
すでに釣具店で販売されていますので、是非一度フィーリングをチェックしてみてください!