こんにちは、新たまです!
今日は、シマノのチニングロッド 19 ブレニアス B74ML-S(2023年追加モデル)のインプレを書きます!
1. スペック
- 全長:7フィート4インチ(2.24m)
- 仕舞寸法:115cm
- 先経:1.2mm
- 適合ルアーウェイト:3~24g
- 適合ライン PE:0.5~1.2
- グリップ長:276mm
- カーボン含有率:99.3%
- スパイラルX
- ハイパワーX
- ハイレスポンスソリッド
2. デザイン
黒を基調として、ところどころにシルバーの差し色が入っています。
ブランドロゴ部はマットブラック塗装となっていて、良い質感です。
グリップはバスロットのエクスプライドのように、フロントグリップはコルクが、リアグリップはEVAとなっています。
スクリューも凝ったデザインになっており、良い質感です。
22メタニウム シャローエディションを載せるとこんな感じになります。
ソリッドティップになっていますが、チューブラーとソリッドの継ぎ目はかなり自然な仕上がりになっていると思います。
ガイドはマイクロガイドが採用されています。
3. 使用感
ベンディング
このロッドはMLクラスですが、ティップが非常にしなやかでLクラスぐらいの柔らかさとなっています。
ベリーはMLクラスという感じですが、バットはM or MHクラスの硬さがあり相当パワフルです。
かなり先調子ですので、小さな負荷が掛かるとほとんどティップだけがしなり、大きな負荷が掛かるとベリーまでしなり、バットはほぼしならないと言った印象です。
同じMLクラスの 18 ポイズンアドレナ 166ML-2やスコーピオンXV 1501FF-2とはまったく異なるフィーリングです。
キャスト
下写真のラバーシンカー4種(4.5g、6.5g、9g、12g)でキャスト感を確認しました。
リール:20メタニウムHG
ライン:PE1.5号 + ナイロン12lb
4.5g:◯
ロッドのしなりは小さくが、キャストはできる。
6.5g:◎
十分なロッドのしなりが得られ、快適にキャストできる。
9g:◎
6.5g同様。
12g:△
ティップがしなり過ぎて、少し不安を感じる。
かなり先調子のため、キャスト時にかなりティップがしなっている感覚があります。
ロングキャスト時はバットで投げる、ショートキャスト時はティップで投げるというイメージになります。
操作感
エダス付きヘビーダウンショットリグを使用した時の使用感は下記の通りです。
- 7gシンカー:◎ ティップの入り具合がちょうど良く、快適に操作できる。
- 10gシンカー:○ ややティップが入るが、快適に操作できる。
- 12gシンカー:△ かなりティップが入って、スタックしそうになる。
軽いシンカーを使う時には良いのですが、重いシンカーを使いたい時には少し使い難く感じました。
4. 最後に
上品でクセのないデザインで、繊細なティップとパワフルなバットを併せ持つ、チニングロッドらしいロッドだと感じました。
自分の用途にはあまり合いませんでしたが、本来の用途であるボトムチニングで使用すれば、素晴らしいロッドではないかと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。