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ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

 

こんにちは、新たまです!

今日は、ダイワのフリースタイルロッド ファントム リベラリスト 703MLRSS のインプレを書きます!

 

 

 

1. スペック

  • 全長(m):2.13
  • 継数(本):3
  • 仕舞(cm):92
  • 自重(g):115
  • 先径/元径(mm):1.5/11.7
  • ルアー重量(g):5-25
  • ジグ重量(g):5-30
  • 適合ラインナイロン(lb.):6-20
  • 適合ラインPE(号):MAX1.5
  • カーボン含有率(%):100

 

2. デザイン

黒を基調にガンメタとシルバーの差し色が入っていて、ハートランドのようにゴージャスではないものの、シックなデザインとなっています。

 

ブランクス全体はブラックのグロス仕上げとなっています。

ブランドロゴ部はガンメタのグロス仕上げで、ロゴは凹凸のある印刷となっていて、なかなか良い質感です。

 

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

 

グリップは、ハートランドの震斬系によく似たデザインとなっており、震斬系グリップの中では唯一フロントグリップがコルクとなっています。

また703MLRSSの場合は、他のモデルよりもフォアグリップの長さが短くなっています。

 

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

 

各所にメタルパーツが用いられ、シンプルながら良い質感です。

 

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

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リアグリップはスリムな形状のEVAとなっていて、グリップエンドのメダリオンはありません。

 

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

 

ジョイント部は並継となっていて、自然な仕上りです。

また、この竿はグリップジョイントが採用されており、ブランクスを抜く際に「ポンッ!」と良い音がします。

 

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

 

バットガイドは高脚のK-Hガイド、その後はKガイドとなっており、ハートランド スタンダードモデルやその他バスロッドとは異なるセッティングです。

 

ガイド数は9個で、スコーピオンやワールドシャウラと比較すると、ガイド数は多めになっています。

 

フリースタイルロッドという事で、ガイド径は全体的に大きめで、最近の小口径化されたシーバスロッドよりも少し大きい径となっています。

 

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

 

ただ実際にフィールドで使用してみると、それほど大きくは感じられず、違和感なく使用できました。

 

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

 

ソフトタイプのロッドケースが付属しますが、このケースのクオリティがなかなか高いです。

中は4つのスペースに分かれていて、

・グリップ

・バット側ブランクス

・ティップ側ブランクス

・保証書

を収納する事ができます。

また中の布地がサテンのような生地で、とても触り心地が良いです。

 

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

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3. 使用感

ベンディング

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

 

レギュラースローテーパーのロッドは初めてですが、違和感を感じることはなく、むしろ非常に扱いやすい特性だと感じました。

 

HPの説明通りティップは若干パワーがあり、その下のベリーはしなやかで粘りがあり、全体的にしなやかさとパワー感を合わせ持ったフィーリングとなっています。

 

ボートシーバスロッドである シマノ 21 ディアルーナBS S610Mと比較しても、

ファントムリベラリストの方がパワフルだと感じられました。

 

 

キャスト

下写真のラバーシンカー4種(4.5g、6.5g、9g、12g)でキャスト感を確認しました。

 

リール

21ナスキー 2500(2500SHGスプールに交換)

ライン

PE0.8号 + フロロ11.5lb

 

シマノ 22 エクスプライド 265ML-2 インプレ

 

4.5g:◎

若干ロッドのしなりが小さいが、快適にキャストができる。

 

6.5g、9g、12g:◎

十分なロッドのしなりが得られ、快適にキャストができる。

 

14g、18gのダウンショットもキャストしてみましたが、危なげなく楽にキャストする事ができました。

 

MLパワーながらバスロッドではなくフリースタイルロッドなので、22 エクスプライド 265ML-2よりもパワフルで粘りがあり、軽いものから重いものまでかなり快適にキャストできます。

 

「硬くないのにパワフル」という、不思議なフィーリングを持っていると思います。

 

 

リグの操作感

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

 

7g、10g、12g、14g、18gシンカーのエダスダウンショットは、いずれも扱いやすかったです。

12gあたりからティップのしなりが大きくなりますが、全体的にパワフルなロッドなので、意外とスタックする事なく使用できます。

 

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

 

またジャークベイト(ワンテン 14g)については、ロッドの硬さやテーパーはかなり良いと思います。ただグリップが長いので、縦裁きなら良いと思いますが、横裁きはリアグリップが腕に当たってしまい、やり難く感じました。

 

スピンテールジグ(デラクー 10g)は、ただ巻きもリフトアンドフォールもとても操作しやすかったです。

 

またラバージグ 7gは、多少ティップにもたれる感覚はありますが、ボリュームの小さいトレーラーであればボトムバンピングも可能でした。

 

 

 

4. 最後に

ダイワ ファントム リベラリスト 703MLRSS インプレ

 

シンプルなデザインながら質感が良く、扱いやすいロッドだと感じました。

 

MLパワーのスピニングロッドなので、しなやかではありますが、フリースタイルロッドという事で、バスロッドよりもパワフルで重ためのウェイトでも安心して使用する事ができました。

 

レギュラースローテーパーの効果なのか、「硬くないのにパワフル」という特性が非常に面白いと感じました。

 

1本のロッドで色々な釣りをやってみたいという方には、とてもコスパの良い選択肢ではないかと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

それでは良い釣りを🎣